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#ニコマス競馬部POG 21-22ドラフト会議結果と自分の指名馬

先日開催されたニコマス競馬部POGのドラフト会議をご覧になってくださった方ありがとうございました。ダービー前日の夜、約4時間にわたる指名会は非常に楽しかったです。私が主催するPOGは2年目になり、2歳馬の情報収集の方法も詳しくなりました。4月末からの1ヶ月間は、これからデビューする馬たちを調べている瞬間はプロ野球などの選手名鑑を見てシーズンの開幕を楽しみにする感覚と似ていて、非常にワクワクした気持ちになりました。

特に今年は弊POGと酔いどれPOGの皆さんで主にウマ娘から競馬に入った人向けに解説配信をしたこともあり、POGを始めてくれたグループが確認できるだけでも4組あり、おそらく個人でも企業主催のPOGにエントリーしてくれた人もいらっしゃったみたいで、非常に嬉しく思います。指名馬が早速今週末にデビューする人もいらっしゃると思うので、ぜひ1年後のクラシックで活躍する姿を思い浮かべながら競馬を楽しんでいただければと思います。

2021-2022シーズン指名結果

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2021-2022年シーズンの指名馬になります。
今回は入札抽選の枠7つのうち6つに抽選が行われました。特に私と赤ペンさんが4つの枠で同じ馬を指名するという結果になり、非常に盛り上がりました。後日2020-21シーズンのまとめ記事も公開する予定ですが来年もG1にどんどん指名馬を送り出して、他の方のPOGにも負けない布陣になったのではないかと思っています。そして来年こそはみんなでダービーを観戦したいですね。

私が指名した馬

指名が行われた順に書いていきます。今年はびっくりするぐらいミーハーな指名をしました。去年アークライトで痛い目を見てもやめられませんでした。

牡馬1位:コマンドライン(ディープインパクト 母コンドコマンド)

しょじょんさんとの競合を突破し、1位指名できました。
昨年は全姉トレデマンドを指名していたので、今年全弟であるコマンドラインを指名するかは最後まで迷いました。500kgを超える馬体のディープ産駒、牝馬に強い国枝栄厩舎などが理由でしたが、他の1位候補と比べても、順調に調教が進んでいる事が決め手になりました。お姉ちゃんは入厩してからトーンダウンしていったので、それがなかったのも大きかったです。直後は「1,2勝してくれたら…」弱気なコメントをしましたが、その後のコマンドラインの記事を見るたびに「これは最低でも重賞は勝つのでは」と思い始めています。500kg台に絞れたのも嬉しかったです。来年のダービーが楽しみです。

牝馬1位:マイシンフォニー(父ディープインパクト 母デディーズプロミス)
赤ペンさんと競合したレディナビゲーターが抽選で獲得できず外れ1位という形になりましたが、毎ラプソディの半妹マイシンフォニーを指名しました。この馬も早期デビューの目処が立っている事が決め手になりました。マイラプソディの京都2歳Sの末脚に大きな夢を見たシーンが今の所彼のピークのパフォーマンスになっているので、マイシンフォニーにはその先の夢を叶えてほしいと思います。

ウマ娘血統:カフジオクタゴン(父モーリス 母メジロマリアン)
こちらも赤ペンさんとホウオウブリッツで競合し、獲得できず。同じモーリス産駒でメジロのロマンが詰まったカフジオクタゴンを指名しました。

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出典:netkeiba.com

この馬はメジロサンドラメジロマックイーンの代表産駒の1頭で重賞で複数の入着がある馬です。メジロベイリーメジロ唯一のサンデー産駒のG1馬でメジロブライトの弟でもあります。サンデーとサドラーのクロスがあるのもポイントが高いですね。
同じレイクヴィラ生産でレスター伯さんが指名したシルクのロマンドブリエと並ぶメジロの結晶が詰まっている馬です。

種牡馬:ドナブリーニの2019(父キタサンブラックドナブリーニ)
グットディールが赤ペンさんと再び競合の末、指名できずこの馬を指名しました。
キタサンブラック産駒でG1馬の弟ですがデビューを急ぎ過ぎていない事が大きかったです。去年はセレクト前にデビューしたモーリス産駒が活躍できず自分が指名したレガトゥスが結構活躍したほうでした。赤本やnetkeibaのキラキラしている馬体写真にも惹かれました。父キタサンブラックや、姉ジェンティルドンナ、従兄のロジャーバローズのように先行力を活かした競馬で活躍ができると期待しています。

父輸入種牡馬:グランディア(父ハービンジャーディアデラノビア)
ディアデノビアはシーザリオディープインパクトと同世代、栗毛の馬体とフローラステークスの鮮やかな追込が印象に残っている馬です。南米の牝馬にサンデーを付けるという現在のトレンドの先駆的な馬でした。全兄サンマルティンドレッドノータスも重賞を勝っているのでこの馬にはディアデラノビア産駒初のG1勝利を期待しています。

外国産・持込馬:ショウナンハクラク(父Frankel 母ショウナンアデラ)
レスター伯さんが指名したデヴィルズマーブルとも迷いましたがFrankel産駒でも牡馬を指名しました。一味違うのは母父ディープインパクトということですね。母も2歳チャンピオンで6月デビューも予定なので朝日杯からNHKマイル路線で活躍してくれると期待しています。

非社台G生産馬:アートハウス(父スクリーンヒーローパールコード)
三嶋牧場が絶賛のこの馬を単独で指名できました。グラス血統ですし選ばない理由がなかったです。まだまだ息子に負けていられないと思いますし、サンデーのクロスもあるし走ると思います。

牡馬2位:ライラスター(父ロードカナロアハープスター)
昨年はハープスターの全弟のアークライトが勝てずに苦い思いをしましたが、今年はハープスター自身の産駒を指名しました。不受胎が多いようで、この馬が3年ぶりの産駒になります。桜花賞の末脚を受け継いだ産駒になることを期待しています。朝日杯とNHKマイルで大活躍してほしい。

牡馬3位:フィアレスデザイア(父ディープインパクトヒルダズパッション)
順調に進んでいる事が決め手でした。藤沢先生は来年2月で定年引退なのでその後どの厩舎に引き継がれるのかが気になりますが、2歳G1をプレゼントできるような馬になってほしいです。

牡馬4位:スパイダーバローズ(父ハーツクライ 母マラコスタムブラダ)
レシステンシアが走る姿に非常に魅力を感じているので、今年はその弟を指名したいと思いました。上の3頭はレシステンシア、グラティアス、ミッキーブラックがすべてPOG期間にOP、重賞を勝っているのでこの馬の期待も大きいです。

牡馬5位:ディーンズリスター(父ディープインパクト 母ラヴズオンリーミー)
全姉ラヴズオンリーユーが大好きなので指名したいと思っていました。デビューが遅れそうなのでPOG期間内にどこまで活躍できるかは未知数ですが、下位で残っていたら取りたいと思っていたので指名しました。

牝馬2位:リアグラシア(父キングカメハメハ 母リアアントニア)
ストクロップになっているキンカメありがとう枠です。リアアメリアと同様に6月デビュー予定なのもいいですね。キンカメ産駒の牝馬の活躍馬は少ないですが、ラストイヤーにも当たりはいるはず、キンカメ産駒はこの馬以外指名できないと思ったのでここで指名しました。

牝馬3位:マジカルキュート(父ディープインパクトソーマジック)
指名の決め手になったのは今年のヴィクトリアマイルを見に行ったときに初めて直接お姉さんのマジックキャッスルのつぶらな瞳を見て応援したくなったからです。

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牝馬4位:ルショコラ(父スクリーンヒーロー 母マイネショコラーデ)
岡田総帥ありがとう枠として1頭は指名したいと思っていて、ユーバーレーベンの弟は指名できなかったので、小倉2歳Sを勝っている全兄マイネルグリットの全妹のルショコラを指名しました。すでに時計も出していて早く活躍できそうです。この馬のアツいところはスクリーンヒーローからグラスワンダー、母母父からマイネルラヴという97年の朝日杯3歳Sの1,2着馬の血を受け継いでいる事ですね。マイネルラヴも黄金世代を語る上で外せない馬で、98年のスプリンターズSで引退するタイキシャトルに勝っているスゴイ馬なんです。ウマ娘が配信された年にこういう馬がG1で活躍してくれることを願っています。

牝馬5位:サリエラ(父ディープインパクト 母サロミナ)
この馬は自分が初めてG1馬のデビュー戦を見たサリオスの弟だったので指名したかったのですが、非常に迷う理由がありました。
サリエラはディープインパクトサンクトはいえ馬体が400kgくらいの小さい馬でデビューが遅れそうなのでPOG期間の活躍は難しいのではと思ったからです。下位で残っていたら指名しなかったときに後悔すると思ったので指名しました。ミーハー枠です。

ラストワン枠:オーシャンズヨリ(父ドゥラメンテテイエムオーシャン)
これも自分が大好きなダンシングブレーヴ産駒の2冠馬テイエムオーシャンの仔を指名しました。テイエムさんの馬でもし次にウマ娘として実装されるなら間違いなくこの馬だと思います。
桜花賞馬エルプスの孫で、ビューチフルドリーマーから続く日本で100年残っている牝系です。マグニテュード(ミホノブルボン)、リヴリア(ナリタタイシン)、ダンシングブレーヴ(キングヘイロー)というウマ娘のモデル馬の父が代々紡がれているテイエムオーシャンと90年代の名牝エアグルーヴの血を引くドゥラメンテが巡り会いました。活躍してほしいです。

指名を終えた感想

理想的な指名ができたと思いましたが、やはりそれでも取れなかった馬はたくさんいました。今年はnetkeibaのPOGリストの200頭では足らず、指名から外れた馬をリストから消す作業を何度もしました。250頭近く調べたと思います。本当に来年は指名頭数をもっと増やしたいくらいです。でもある程度漏れてしまうからこそPOGの面白さがあるとも思うのも確かです。指名できなかった馬達は他の方のPOGが指名してくれましたしね。
それにしてももう既に来年のダービーが待ちきれないです!新たな競馬の1年が楽しみです。