ごまだれ

感じた想いを書き残す場所

夏コミ(C100)1日目東フ23aで競馬×ウマ娘本「ごまのうま本 vol.1」を出します!【サークル:ごまうま】

同人誌を出します

念願のコミケにサークル参加するぞ!(挨拶)

 

 

 

Twitterの告知をご覧になった方もいると思いますが、2022年8/13,14に開催されるコミックマーケット100にサークル参加をします。

私のサークル東フ23a「ごまうま」の新刊「ごまのうま本 vol.1」の情報です。

本の内容は競馬とウマ娘の本になります。

 

せっかくの初コミケ、せっかくならとことんやろうと決めた結果、122ページの大ボリュームでお届けすることになりました。表紙は「パンダが一匹。」のコミズミコさんにお願いしました。ありがとうございます!

 

 

委託はメロンブックス、電子版はメロンブックスとBOOTHで出す予定です。

 

 

1000円を予定しております。

8/13から買えるようになります。PDFとepubデータ両方を配布します。

※メロンでも電子版を出す予定ですが、BOOTHの電子版と価格等が異なります。

 

初版

https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=1589992

増刷版

https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=1595349

後ほど紹介ページができる予定です

紙版、電子版どちらも1250円を予定しております

近日中に予約ページが出来ます。初のコミケ、そしてコロナの状況で不透明だったので紙の本はあまり印刷しておりません。予約が多かった場合は追加で印刷を考えています。

 

 

そして、8/6(土)20時より告知配信もやります!主に編集を担当してくださったレスター伯さんとの配信です

youtu.be

 

さらに21時からはニコ生で今回のコミケで同じく新刊を出される知り合いの「ニコマス養老院(内科部長さん、ぴっかりさん、dragontwoさん)」のメンバーと合同でコラボ宣伝放送もやります。

live.nicovideo.jp

 

ごまうま本の参加者紹介

新刊はウマ娘から競馬を10倍楽しんだ奴らたち」というテーマで以下の内容の2部構界隈POG対談成になっております。

 

  • 1.界隈POG対談「POGでユタカな競馬ライフを」
  • 2.執筆陣9名による10本のコラム(平均4000字)
  • ウマ娘プロジェクト&競馬年表(特別収録)

 

界隈POG対談

「界隈POG対談」は、私たちの界隈の5つPOG(=ペーパーオーナーゲーム、仮想馬主ゲーム)の主催者と司会のレスター伯さんを交えた対談です。そのうち3つのグループがウマ娘からの競馬初心者が始めたPOGです。

  • ウマ娘からオタク達の中に競馬がどう浸透していったのか
  • POG期間(昨年の新馬から今年のダービーまで)で初心者の人がどう感じたのか。
  • 1年強見てきた上で競馬初心者とベテランが語る競馬の魅力

こんな内容を約30ページにわたり収録しました。

参加者(あいうえお、ごま、出島、戯念、カバディ、レスター伯)

 

収録コラム

1.「競馬狂想曲をもっとも楽しんだ者たち」 文=あいうえお

新刊コラムでは執筆陣の方に予めテーマをリクエストして書いていただきました。

コロナ禍、そしてウマ娘ブームで一番楽しんでいたのは誰か? それは無我夢中で競馬を布教し続けてきたオタクコンテンツにも明るくて、90年代の競馬ブームの頃を知っている人たちだったよねという話を書いていただきました。それ応えられる競馬の状況だったのも運がよかった。

年長者の昔話なんて基本的に嫌ですよね普通は。ただ、競馬だけはウマ娘のお陰でむしろ昔話を聞かせてという事が多発したんですよね。ほんと、ウマ娘自体の出来の良さと、競馬自体のコンテンツの強さが化学変化を起こしたと思います。

 

2.「人間万事塞翁がウマ娘ウマ娘が全ての趣味を繋いでくれた〜」 文=ごま

主宰なのでコラムを2本書きました。

1本目はウマ娘と競馬とはちょっと毛色の違う内容になっています。自分は運が良かったなという事がありました。

 

ウマ娘を受け入れられない拗らせた競馬オタクにならなくて良かった」

 

ウマ娘ちゃんと受け入れられて、競馬布教のきっかけできたのは今まで自分が辿ってきた趣味のおかげだなと思っています。そんな内容のコラムを書きました。

実はこの本も今までやってきた趣味でいろいろな人に出会った結果生まれた本なんですよね。長くなるのでこの記事の最後に書こうと思います。

 

3.「どうしてこんなに楽しい沼だと教えてくれなかったんです!?」 文=出島

界隈でものすごい競馬のハマりっぷりをされていた出島さん。以前このタイトルと同じニュアンスのツイートをしていた事が印象に残っていてこのテーマで書いていただきました。

競馬沼に浸かっていく出島さんの経緯が高い解像度で語られています。

 

4.「女帝の血が咲き誇る、その瞬間を追いかけて」 文=ハバネロ

ニコマスPOGでもエアグルーヴ血統を数多く指名したハバネロさんには、初G1現地観戦となった桜花賞の話を書いていただきました。そう、このレースで勝ったのもエアグルーヴの血を持つ馬でした。

 

5.「ウマ娘から競馬の世界へ」 文=Aska

Askaさんが競馬写真にのめり込んでいった経緯と、そこで出会った1頭の馬のエピソードについて書いていただきました。

新刊のコラムの執筆者の中で一番最初に届けてくれたのですが、その内容がめっちゃ良くて、私も編集のレスター伯さんもテンションが上がったことを覚えています。

「いい本になりそう。いい本にしたい」と思った出来事でした。

 

6.「推し声優が生涯収支マイナス9000 円ちゃんになった話」 文=はやて 

界隈ではサイン馬券のはやてさんというイメージが強いですが、今回お願いしたのは昨年末の上坂すみれさんのFCイベントで起こった出来事です。この時のはやてさんのツイートが強烈に印象に残っていたので、この機会に書いていただきました。

ウマ娘声優とはいえ、声優が競馬にハマっていくのは競馬を長く見てきた人間からするとちょっと考えられない出来事です。

それが自分が一番推している人だったら、誰でもはやてさんみたいになっちゃうと思います。

 

7.「ウマ娘と馬産地」 文=ゆーいち

ゆーいちさんが牧場で働いているのかと勘違いするほどの馬産地オタクだったので、このテーマで書いていだだきました。ダーレーの求人が1桁から500人まで増えた事が衝撃的でした。競走馬に関わる仕事も初めて知る内容も沢山あったので、必読です。

 

8.わぁドレ誕生秘話」 文=八位

かなり内輪向けな内容になるとは感じつつも、これは記録に残しておくべきと考え、「わぁ!ドレフォン!」ミームの生みの親の八位さんに誕生秘話を書いていただきました。

私はドレフォン産駒の前評判は「リップサービス」と思っており、過小評価していました。しかし初年度から皐月賞馬ジオグリフを輩出しこの世代の種牡馬ランキングで5位になりました。おもちゃのように遊んでいた私は反省の意味も込めてドレフォン産駒のエンプレスペイに出資したり、皐月賞ではジオグリフのお陰で勝たせてもらいました。

 

八位さんには漠然としたリクエストになりましたが、書いていただきたコラムは想像以上のモノがきました...。これは寓話です。

もう一度言いますが、かなり内輪向けな内容になっていると思います。

 

ただ、この原稿をもらった直後にミャクミャク様がバズって二次創作が大量発生したのを見ると興味深い内容になっていると思います。必見です

 

9.「“異邦人”たちが競馬にもたらす何かについての一考察」 文=赤ペン

赤ペンさんには他の方へ依頼したテーマをお伝えした上で、それに重ならないテーマという、かなり漠然とした依頼でオファーをいたしました。本当にありがとうございます。

紹介文にも書いてありますが、記事終盤に「ウマ娘から競馬に入った人対して、競馬を知っている人間がどうアプローチしていくべきか?」と提示していただいた事は、デアリングタクトの登場で興味を持つ人が新たに出るタイミングにハマったと考えています。そしてそれに対する一つの回答がこの本になっているとも言えると思います。

 

10.「2020年11月29日がウマ娘で描かれる日」 文=ごま

最後は主宰の2本目のコラムになります。

スイープトウショウの育成シナリオを読んだ結果、ウマ娘運営の最大目標は「2020年11月29日」の事を大々的に描くことなのでは…?という仮説から生まれた記事です。

しかも、デアリングタクトのウマ娘化でその予想は当たる気がしてきました。ただ、それが描かれる順番については大きく外れるかもしれません。私のウマ娘の未来予知をぜひご笑覧ください。

 

ウマ娘プロジェクト&競馬年表

ウマ娘プロジェクトが始まった2016年3月からの競馬とウマ娘の出来事を年表にしました。サンプルではプロジェクト開始時からずっと競馬界のトップに君臨しつづけているオジュウチョウサンの凄さを公開しています。

 

おわりに

以上が「ごまのうま本 vol.1」に収録される内容です。

ぜひお手にとって下さい。

 

最後に、

「ごまうま本 vol.1」を作るきっかけになったのは、いろいろなタイミングが重なりました。以前から身の回りの人がサークル参加をするのを見て羨ましく思っていましたが、自分は絵も描けないし、同人誌、同人作品を出す強いテーマや熱意もあまりありませんでした。

そこに颯爽と現れたウマ娘。わざわざ配信までして競馬やPOGの布教をするようになりました。その後、冬コミ(C99)が開催される事になった時に次の夏コミ(C100)ならウマ娘と競馬がテーマで本を出せると考えました。

趣味を遍歴してきてどんな熱狂も時が経てば忘れ去られて行くものと感じていました。ここまで自分の中で高まった熱狂を記録に残しておきたいと感じました。

そして何より1998年から競馬を見てきた自分でも今が一番面白いと感じるほど競馬が盛り上がっている事が強く後押しをしてくれました。

昨年11月から動き出した計画はいろいろな人の協力を経て完成しました。記念碑的な新刊担ったと思います。本当にありがとうございました。

SNSで知り合った人達の大規模な合作や企画で話に乗る事は何度もありましたが、主宰をしたのは初めてでしたが、その時の経験がめちゃくちゃ活きました。オファー、コラム執筆、表紙のデザインなど、ありとあらゆる作業に「大変さも含めた楽しさ」がりました。

とりわけ表紙のコミズミコさんには今までに描いたことがないようなテーマで描いていただきました。描いていただいた表紙が生まれる事になったダービーを体験されていたので、オファーができて本当によかったです。

 

そして、この新刊が生まれる上で大きな契機だったのが、コラボ告知配信のホストであるきつねさん主催の2019年の夏コミの時に開催されたオフ会でした。

sikii-j.hatenablog.com

この時はレスター伯さんは敷居亭のスタッフとして上京してオフ会に参加されていました。ニコニコのアイマス動画が縁で知り合った人達の中で競馬トークで盛り上がっていた輪の中にレスター伯さんがいました。そこから翌年のPOGに繋がり、今回の本で編集を担当してただく事になりました。

私の「人間万事塞翁がウマ娘」のコラムは、その時に出された同人誌「敷居の部屋の旋回」の「歳重ねてきたオタクはどう趣味に向き合う?」というテーマがきっかけになりました。大袈裟になってしまうが、コロナ禍でおかしなことにならずに正気を保てた軸になったのはウマ娘ブームと競馬の盛り上がりがあったお陰かもしれないです。

 

「競馬はコミュケーションツール」「競馬は心のタイムカプセル」だと思っています。

2019年のオフ会での競馬トークでの意気投合から始まり、ウマ娘ブーム、そして競馬の盛り上がりはつながった縁は、その言葉を体現したようなものでした。

 

そんないろいろな縁で繋がり、主宰の熱意で完成した本をぜひお手にとっていただき、楽しんでいただければ嬉しいです。