ごまだれ

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α7IVで競馬写真 私のカメラ設定

こんにちは。ごまです。

Askaさんが競馬写真を撮るときにどういう設定をしてるかの記事を見て、本当にロジカルに設定を詰めて写真を撮っていると感じました。

競馬写真を撮る設定を比較するのもおもしろいと思ったので、自分もカメラの設定書いてみようと思います。

カメラ遍歴

2018春~2019冬
OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII+LUMIX G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6 II
2019春~2020秋 SONY α6400+SEL70300G→SEL70350G
2020秋~2021冬 SONY α7R IV+100-400mm F5-6.3 DG DN OS
2022年2月~ SONY α7IV+SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS

α7R IV+100-400mm F5-6.3 DG DN OS ƒ/6.3 1/640 400 mm ISO 160

撮影モード

M(マニュアル)です。
シャッタースピードF値、ISO、露出などの写真を撮る上で必要な知識をつけられたのは競馬写真を撮り始めたおかげです。

手振れ補正

現在使っているカメラ(α7IV)、レンズ(SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS)ともに手ぶれ補正が入っていますが、競馬で使用するときは基本的にOFFにしています。
これは自分が初心者の時に、ネットで撮り方を調べていた時に走っている馬のような動体を撮る時に手ぶれ補正がONだと、カメラを動かしている動きを手ブレと誤認識してそれを補正しようとすると学んだので、OFFにしています。

AF設定

フォーカスモードは「AF-C」
フォーカスエリアは「拡張スポット」
に設定しています。

AF位置はセンターに設定しています。被写体の狙い目は遠くから向かってくる撮りたい馬をセンターに合わせて思い切ってシャッターを切っています。
電子ファインダーの遅延はあまり考慮にいれていません。

α7R IV+100-400mm F5-6.3 DG DN OS ƒ/6.3 1/800 336 mm ISO 200

シャッタースピード(SS) / ISO / 露出

レース中のシャッタースピードは暗い場面では1/800、明るい場面では1/1000で撮ることが多いです。
ISOはオートに設定し、露出が-0.7になるように調整しています。
薄暗いシチュエーションでも露出とISOの設定は変えず、極端でなければISOがある程度高くなっても現像でなんとかすればいいと許容しています。
100-400mmの望遠端の開放絞り値が6.3なので明るいレンズに憧れますが、そういう場面ではLightroomや、Topaz Denoise AIやDxO PureRAWなどのノイズ除去ソフトなどの科学の力でカバーしています。無限に財力があればα1に純正の高額な望遠レンズを試せるんですけどねえ。

α7IV+100-400mm F5-6.3 DG DN OS ƒ/6.3 1/800 281 mm ISO 3200

とはいえ、芝と馬が映えるのは晴れの日なので晴れの日でレースが見れることをいつも願っています。現像もしやすいですしね。

高画素機で惜しまずトリミングをする

自分は入場制限が掛かる前から競馬写真を撮っていました。G1の日にラチの最前列で撮影できるほどガチ勢ではなかったので、スタンドである程度高さを確保しレースの状況を把握し易い場所で撮影する事を重視していたので
・35mm判換算600mm近くまで望遠で撮れるレンズ
・高画素機でトリミングしてもある程度の画質を確保できる
この2点を重視していました。

OLYMPUS E-M1MarkII+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R ƒ/7.1 1/640 150 mm ISO 1250

2020年秋から最近まで6100万画素のα7R IVを使っていたのもそのためです。トリミングなしの写真は明らかに撮れた写真の解像感が良かったです。
この安田記念のときの写真も実際はダノンキングリーの首元が中央でしたが、トリミングで真ん中に来るようにガッツリとトリミングをしています。

α7R IV+100-400mm F5-6.3 DG DN OS ƒ/6.3 1/1000 383 mm ISO 200

競馬写真はタイムカプセル

時が経てば経つほど、過去に撮った写真が思い出になっていくので競馬写真は楽しいです。印象に残ったレースほど写真を見た時にその時の競馬場に戻ったような気分になります。「あの時何気なく撮った馬がG1勝っちゃった」というシーンに出会うたびに嬉しくなります。

競馬写真を長い趣味にしていきたいと思います。
今一番楽しみにしていることは自分が出資した馬をレースで撮る事なので、その日のために腕を磨いていきたいと思います。